「これは先祖の遺したものなんです」 落ち着いた雰囲気の美しい女性が我が社へと持ってきたのは、かの有名な『精霊王』の書いたとされる手記だった。 精霊王といえばこの大陸に覇を唱えた偉大なる王にして、当時『邪教』とされていた精霊信仰を三大信仰の一つにまでした大神官だ。 もしも手ずから書いた手記であれば、それはかなり貴重な歴史的資料になる...続きを見る
紹介した人: Magus
登録日:2023年3月18日
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